海をのぞむ、滝の日本庭園(淡路市旧東浦町)
2010年12月30日
母屋の座敷前からの眺め。
借景は海。
松の海岸のイメージが浮かんだので、塀の前にはマツが並ぶようにデザインしました。
滝の高低差は最大で約2メートル。
左の石は拝んでる人の横顔にも見えます。
次々と湧き出す水、夫婦滝の水が一つになって池に注ぎこみ、貯えられた豊かな水は溢れ、さらに小川を伝って外の広い世界へ溢れていく。
滝からの水の流れは、お家の永続的な繁栄を象徴しています。
池と築山全景。
池のほとりには淡路島の最高峰である諭鶴羽山の語源になったといわれ、縁起木でもあるユズリハ。
井戸の組み上げが塩水のため、泳いでいるのは海水魚。カワハギやサザエです。
離れ座敷からの眺め。
夜間ライトアップ。
淡路島内最大規模にして最高の仕掛けを盛り込んだ日本庭園です。
水の流れる滝。池。巨石。松などがご要望でした。
立派な門と塀、そして海の見えるロケーション。
施主様、最高の舞台を任せてくださりありがとうございました。