コニファー(レイランディー)の剪定(洲本市千種)
2013年4月4日
元気よく生育しているレイランディーです。
混みいった枝を抜いて、太くなった枝を切り戻します。
勢いのある枝も除いていきます。
木漏れ日が透けるように、樹形を維持することに気を配っています。
よく大バサミでバサバサと刈り込んでいるのを見ますが、そうしまうと、ボテっと緑色の塊のような姿になってしまいます。
こうなるともう自然な樹形ではないです。
また、いったんそうなってしまうと幹に近いところは陽が当たらなくなりなって、脇芽は全て枯れてしまい、木はモコモコと大きくなっていきます。毎年刈りこんでも刈りこんでも大きくなる一方になります。特に針葉樹は内から脇芽が吹きにくく、後から樹形を直すということが出来ません。
コニファー類の剪定はその植木屋がどんなスタイル、センスなのかが如実に表れる仕事です。