ツバキの根回し(南あわじ市松帆)
2013年5月4日
植えてから20年以上になる椿です。
そのまま移植すると活着するかどうかあやしいので、移植に先立って根回しを行います。
そのまま移植すると活着するかどうかあやしいので、移植に先立って根回しを行います。
根を傷つけないように手で掘っていきます。
掘ってみると、横方向に太い根がほとんどありませんでした。底まで掘り進めていってやっと直径数センチ程度の根が10本ほど出て来ました。
根の皮を剥きます。こうすることで根の先から中心を通って水は吸い上げることが出来る一方、光合成で作られた養分は根の表皮を通って降りてきたところで行き場がなくなって、皮を向いた所から発根するようになります。
絡んでいた枝を抜いてすっきりと風通しよくさせました。光合成する葉を残しつつ葉からの水分の蒸散の量は減らす程良い量に剪定で加減します。
一年後にもう一度掘って根巻きして掘り上げて移植の予定です。
(2013/05/02)